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日本 / 長野県 / 松本市

松本城天守群(国宝五棟)

1590年代と1630年代に築かれた、国宝天守五棟の連結複合群。

竣工
松本城天守群は国宝指定の五棟。松本市は乾小天守・渡櫓・大天守を1593~1594年、辰巳附櫓・月見櫓を1633~1638年の築造とする。前者も確定史料がなく、施設全体に単一の竣工年はない。[15][16]
設計
設計者不詳(今回確認した自治体・施設・文化庁資料は築造を担った城主を記しますが、個人の設計者名は確認できません。石川数正・康長父子と松平直政は築造主体として扱い、設計者とは記録していません。)[2][4]
用途
城郭建築 / 連結複合式天守群 / 国宝建造物(五棟)[1][2][5]
所在地
長野県松本市丸の内4-1[10][5]

松本城天守群は国宝の五棟で、国宝に指定された建造物を持つ現存城郭は松本・犬山・彦根・姫路・松江の五城です。五棟の登録対象と、松本城という城域・史跡全体は区別しました。[1][2][5]

深志城の創始・1504年は城郭史であり、現存天守五棟の建築年ではありません。松本市の公式見解は中心三棟を1593~1594年、辰巳附櫓と月見櫓を1633~1638年と別々に記します。[3][2][4]

築造年代には複数説があります。ここでは松本市の公式見解を各棟の年代幅として提示し、completionYearは一つの年を誤って五棟全体へ当てないためnullとしました。文化庁データベースの月見櫓はより広い寛永期(1624~1643年)表記です。[4][2][5]

人気度5は入場者数ではなく編集評価です。JNTOは松本城を日本を代表する歴史的城郭の一つ、見逃せない観光先と紹介し、現存最古の五重六階天守、北アルプスを背景にした景観、天守内の見学を訪問理由として挙げています。観光案内が建築群そのものの特徴を旅行目的として説明するためTier 5としました。[11][2][1]

位置は松本城公式配置図・場内案内図とOSM way/300077872の14頂点外周を照合して五棟群の連結外周と同定し、その面積重心を建物群の代表点として採用しました。公式アクセス案内の施設点は外周より東の本丸内にあり、一般案内点と建物代表点を区別しています。公開入口の厳密な座標は未照合です。[12][13][14][10][1]

見どころ

松本城の国宝天守群は、大天守・乾小天守・渡櫓・辰巳附櫓・月見櫓の五棟がつながる建築群です。松本市の公式見解では、大天守・乾小天守・渡櫓は1593~1594年、辰巳附櫓と月見櫓は1633~1638年に築造されました。大天守は外観五重・内部六階の木造天守で、本瓦葺、黒漆塗の下見板と白漆喰の壁を持ちます。有料で天守内を見学できますが、乾小天守の一・二階は現在非公開です。[1][2][4][6][7][8][9][11]

  • 国宝に指定された大天守・乾小天守・渡櫓・辰巳附櫓・月見櫓の五棟
  • 1593~1594年築造とされる中心三棟、1633~1638年築造の後補二棟
  • 外観五重・内部六階の現存最古の五重天守
  • 黒漆塗の下見板、白漆喰、本瓦葺の外観と木造内部
  • 北アルプスを背景にした堀・石垣と、急勾配の階段を上る天守内見学

構造・素材

大天守木造、本瓦葺、黒漆塗下見板・白漆喰

外観五重・内部六階。文禄2~3年(1593~1594年)築造が松本市の公式見解です。壁の下部は黒漆塗の下見板、上部は白漆喰で、屋根は本瓦葺です。[2][1][6][4]

乾小天守木造、丸柱・角柱、瓦屋根

外観三重・内部四階。文禄2~3年(1593~1594年)築造が松本市の公式見解です。耐震診断を受けて一・二階は現在非公開、三階も通常非公開です。[2][7][4]

渡櫓木造、本瓦葺

大天守と乾小天守をつなぐ二階建ての櫓で、地下一階が付属します。文禄2~3年(1593~1594年)築造が松本市の公式見解です。[1][2][8][4]

辰巳附櫓木造、本瓦葺

大天守南東側の二階建ての櫓です。月見櫓を天守に接続し、寛永10~15年(1633~1638年)に松平直政により築造されました。[2][8]

月見櫓木造、本瓦葺

辰巳附櫓に接続する内部一階・地下一階の櫓です。松本市は寛永10~15年(1633~1638年)築造とし、文化庁データベースは寛永期の国宝一棟として登録しています。[2][5]

見学

公開条件あり · 確認 2026-09-23

天守を含む有料区域です。通常8:30~17:00(最終入場16:30)、年末12月29~31日休場。季節延長あり。一般料金は電子券1,200円・紙券1,300円。乾小天守一・二階は現在非公開で、入口は黒門側のみです。[9][10][7]

行き方公式案内地図で見る

建物位置を照合(入口未照合)。地図のピンは入口を保証するものではありません。 位置点は大天守単体の中心ではなく、公式配置図に照合した国宝五棟連結群の外周面積重心。公式アクセス案内の36.238827, 137.969490は外周より東の本丸内の施設案内点として区別し、公開入口の点とは断定していません。

近くの建築

出典・確認状況

基本情報と位置を別々に確認しています。全項目の検証完了を意味しません。

基本情報
一次資料と照合
位置
建物位置を照合(入口未照合)[14][12][13][10][2]
資料確認日
2026-09-23
  1. 天守とその構造国宝松本城(松本城管理課) · 2026-09-23 · 大天守・乾小天守・渡櫓・辰巳附櫓・月見櫓の五棟が連結複合式天守を構成し、五棟が国宝指定されていることを確認。大天守・乾小天守・渡櫓の築造は松本市の公式見解で文禄2~3年(1593~1594年)。戦国末期と江戸初期で性格の異なる棟が連なること、現存天守のうち五重六階では最古であることを確認。
  2. 松本城(史跡)松本市 · 2026-09-23 · 松本城天守の国宝五棟と、国宝天守を持つ城が松本・犬山・彦根・姫路・松江の五城であることを確認。中心三棟の1593~1594年、辰巳附櫓・月見櫓の1633~1638年という別々の築造期と築造主体、各棟の階数、本瓦葺、黒漆塗下見板、白漆喰、木造の構成を確認。
  3. 松本城の歴史国宝松本城(松本城管理課) · 2026-09-23 · 1504年の深志城、1582年に小笠原貞慶が深志を松本と改めた経緯、1590年に石川数正が入封し城郭整備を進めた経緯を確認。これらは五棟天守群の一括竣工年と同じ情報ではない。
  4. 天守築造年代国宝松本城(松本城管理課) · 2026-09-23 · 松本城天守の築造年代には複数説があり、松本市の公式見解は文禄2~3年(1593~1594年)に乾小天守・渡櫓・大天守が造られたという推定を採ること、確定的な史料はなく別説もあることを確認。単一年での一括竣工と断定しない根拠に使用。
  5. 国指定文化財等データベース:松本城天守(月見櫓)文化庁 · 2026-09-23 · 個別棟として月見櫓を員数一棟・国宝に登録し、時代を江戸前期、年代を寛永(1624~1643年)、構造形式を一重・地下一階付・本瓦葺、所在地を松本市丸の内4番1号と記載。松本市の1633~1638年という詳細年代と混同せず、同データベースの広い年代区分を残す。
  6. 大天守国宝松本城(松本城管理課) · 2026-09-23 · 大天守壁の下部が黒漆塗の下見板、上部が白漆喰仕上げであること、壁の厚さや内部木造柱・構造材について確認。
  7. 乾小天守国宝松本城(松本城管理課) · 2026-09-23 · 乾小天守が四階建で、丸柱・角柱・丸太梁を使うこと、および耐震診断の結果により一・二階が現在非公開、三階は通常非公開であることを確認。
  8. 渡櫓・辰巳附櫓・月見櫓国宝松本城(松本城管理課) · 2026-09-23 · 渡櫓の二階建・地下一階、天然木を使う梁、大天守と乾小天守をつなぐ役割、辰巳附櫓と月見櫓の接続・増築後の意匠を確認。
  9. 観覧案内国宝松本城(松本城管理課) · 2026-09-23 · 天守入場を含む有料区域、2026年9月23日確認時点の通常開場8:30~17:00・最終入場16:30、年末12月29~31日休場、繁忙期の時間延長と入場制限、電子券・紙券料金、急で狭い階段約140段・最大傾斜約61度、入口は黒門のみを確認。
  10. 国宝 松本城へのアクセス国宝松本城(松本城管理課) · 2026-09-23 · 所在地を松本市丸の内4番1号と確認。施設案内上の位置点36.238827, 137.969490は五棟の輪郭ではなく、OSM建物輪郭から東側の開けた本丸内に位置する。建物座標ではなく施設案内点として比較し、公開入口点とも断定しない。
  11. Matsumoto Castle日本政府観光局(JNTO) · 2026-09-23 · 松本城を日本を代表する歴史的城郭の一つで見逃せない観光先と案内し、五重六階の現存最古の天守、堀・橋・石垣・北アルプスを背景とする景観、天守内部の見学を訪問理由として紹介。英語ページの住所表記は松本市公式の丸の内4-1と不一致のため住所根拠には使わない。
  12. 国宝松本城について・場内案内図国宝松本城(松本城管理課) · 2026-09-23 · 公式場内案内図(2024年版)を確認。天守群を「天守」と表示し、内堀で囲まれた本丸の西寄りに置く。開けた本丸庭園、黒門、内堀、太鼓門との相対位置を示し、OSM way/300077872が同じ本丸内の天守群位置にあることを照合。画像は概略案内図で、個別建物の座標測量図とは扱わない。
  13. 松本城配置図(昭和の修理関係図面)国宝松本城(松本城管理課) · 2026-09-23 · 施設公式収蔵図面ページの「松本城配置図」を開いて確認。図上の国宝天守群は五棟が接続した一まとまりの段状外形として本丸内堀の内側・西寄りに描かれ、東側に広場、南東側に黒門と堀がある。way/300077872の14頂点の外形・本丸内の向き・規模をこの配置および現行場内図と比較し、五棟群外周の候補と判断。
  14. OpenStreetMap way/300077872 full geometryOpenStreetMap contributors · 2026-09-23 · way/300077872の原本を取得。version 6、2024-09-18更新。name=松本城、building=yes、building:levels=5、addr:full=長野県松本市丸の内4番1号、公式サイト連絡先が付く。14頂点の閉じた段状外周(約31m×36m)は本丸内堀の内側にあり、公式配置図・場内図の五棟天守群の位置と全体規模に整合する。棟別の内部境界は表さないため、連結五棟群の外周として採用し、内部部材の事実には使わない。座標利用はODbL 1.0。
  15. 松本城天守松本市文化財課 · 2026-09-24 · 本文156–162行で国宝天守五棟、先行三棟1593–94、後続二棟1633–38を区別。
  16. 天守築造年代国宝松本城(松本市) · 2026-09-24 · 本文37–65行で市見解を推定事項とし確定史料がないこと、竣工時期に諸説あることを明記。
未確認の項目
  • 公開入口の正確な座標は未照合。地図点は五棟群外周の面積重心。
  • 乾小天守の非公開階や入場時刻は訪問直前に公式案内で再確認
  • 掲載写真の使用許諾・利用条件を確認