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大浦天主堂

1864年創建、1875〜79年の増改築で現姿となった国宝の五廊式教会堂。

竣工
1864年[16][17]
設計
フューレ神父(設計指導。文化庁は文久2年(1862)に堂の計画を創始した人物と記録。) / プティジャン神父(フューレ神父と設計指導に関与。創建工事にも従事。)[1][2][9]
用途
教会堂 / 国宝 / 世界遺産構成資産[1][2][10]
所在地
長崎県長崎市南山手町5番3号[1][2][3][6]

竣工年は初代聖堂の完成年である1864年を採用しました。長崎市は1864年末竣工・1865年2月祝別とし、文化庁データベースは1864年完成と記載します。創建当初は木造三廊式で、1875年に拡張・煉瓦外壁化、1879年頃までに現状の姿となった点は別の改築年代として保持します。文化庁の個別解説が明治8年の改修・拡張に重点を置くのに対し、長崎市は1875年と1879年の二段階、教会公式は1875〜79年の増改築として説明します。[1][2][3][4][9]

現聖堂は創建時の原形そのものではありません。長崎市と教会公式は外観・平面が増改築で変わった一方、主要内部空間に創建時の姿が残ると記録します。境内文化庁記録は聖堂が建設当初からの立地を維持すると明記するため、移築建物としては扱いません。[1][4][9]

設計者の役割は資料上「設計」だけで単純化できません。長崎市と文化庁の境内解説はフューレ・プティジャン両神父が設計し、施工を天草出身の小山秀之進が請け負ったと記します。文化財建造物DBはフューレが1862年に創始し、プティジャンが創建時の工事を担い、技術の実作業は日本の工匠によると説明します。レコードは神父二人を設計指導者として記載し、小山を建築家扱いしません。[1][2][9]

大浦天主堂は旧グラバー住宅と別の建物です。長崎市と文化庁の個別レコードは所在地を南山手町5番3号とし、OSM輪郭名も大浦天主堂です。JNTOの同じ行程は大浦天主堂とグラバー園を別々の見学先として列挙し、後者を「短い徒歩距離」と説明します。既存の候補ID `oura-church` を維持して建物単位を合わせます。[1][2][12][15]

見どころ

大浦天主堂は1864年末に竣工し、1865年2月に祝別された日本現存最古の教会堂です。創建時は木造三廊式でしたが、1875年と1879年の増改築で五廊式となり、外壁は煉瓦造に変わりました。内部空間の主要部には創建時の姿が残ると長崎市は説明します。尖頭式アーチ窓、ヴォールト天井、八角尖塔を備え、潜伏キリシタンが信仰を告白した「信徒発見」の舞台としても知られます。[1][2][3][4][6][7][12]

  • 五廊式の身廊と尖頭式アーチ窓、ヴォールト天井
  • 創建時の木造堂から煉瓦外壁へ変化した増改築の跡
  • 潜伏キリシタンが信仰を告白した「信徒発見」の場所

構造・素材

聖堂本体煉瓦・漆喰・木材・桟瓦

文化庁の国宝記録は五廊式、桟瓦葺、北端八角尖塔付と記します。詳細解説では外壁を煉瓦壁漆喰塗とし、尖頭窓・バットレス・木板床・ヴォールト天井を備えると説明。創建時の木造三廊式と現存形を区別します。[1][2][3]

ステンドグラス・薔薇窓色ガラス

聖堂奥の「十字架上のキリスト」の窓は原爆後にパリへ新たに発注した現存品です。創建時正面の薔薇窓は1875年の増築で小聖堂へ移されたと聖堂公式の見どころ案内が説明します。[7]

見学

公開施設 · 確認 2026-09-23

3〜10月は8:30〜18:00(最終入場17:30)、11〜2月は17:30閉館(最終17:00)。大人1,000円、中高生400円、小学生300円で隣接博物館を含みます。一般の拝観は事前連絡不要、団体は予約が必要。教会行事等による休館あり。通常ミサは行われていません。堂内撮影不可。入口まで長い階段があり車椅子は移動介助を要します。[6][4][8][5]

行き方公式案内地図で見る

建物位置を照合(入口未照合)。地図のピンは入口を保証するものではありません。 建物輪郭内の代表点です。公開入口、境内境界、聖堂内部の動線を示す座標ではありません。

近くの建築

出典・確認状況

基本情報と位置を別々に確認しています。全項目の検証完了を意味しません。

基本情報
一次資料と照合
位置
建物位置を照合(入口未照合)[15][14][1][4]
資料確認日
2026-09-23
  1. 大浦天主堂(文化財)長崎市文化財課 · 2026-09-23 · 所在地、国宝指定日、国内現存最古の教会堂、設計指導者、施工者、1864年末竣工・1865年祝別、1875年・1879年の増改築と主要内部の残存を確認。
  2. 大浦天主堂(国指定文化財等データベース)文化庁・国指定文化財等データベース · 2026-09-23 · 国宝1棟、1864年、五廊式・桟瓦葺・北端八角尖塔、所在地と所有者を確認。詳細解説は創建時の三廊式木造堂、1875年改修拡張、煉瓦壁漆喰塗、尖頭窓、バットレス、木板床、ヴォールト天井、設計者の役割を記録。
  3. 大浦天主堂(文化遺産データベース)文化庁・文化遺産オンライン · 2026-09-23 · 江戸末期/1864年、五廊式、桟瓦葺、北端八角尖塔付、国宝指定、ヴォールト天井・尖頭式アーチ窓、1875年の改築記述を確認。
  4. 大浦天主堂の歴史国宝 大浦天主堂(カトリック長崎大司教区) · 2026-09-23 · 1859年以後の居留地教会としての建設、1865年の信徒発見、1875〜79年の増改築で現状になった経緯、2018年の世界遺産登録を確認。
  5. 国宝 大浦天主堂国宝 大浦天主堂(カトリック長崎大司教区) · 2026-09-23 · 主日ミサを含め通常のミサは行われていないこと、団体拝観の予約案内と現行の施設案内へのリンクを確認。
  6. 拝観のご案内国宝 大浦天主堂(カトリック長崎大司教区) · 2026-09-23 · 現行の季節別拝観時間、料金、最終入場、堂内撮影制限、教会の礼拝空間としての拝観マナー、階段と車椅子介助条件、交通・駐車情報を確認。
  7. 拝観の順路国宝 大浦天主堂(カトリック長崎大司教区) · 2026-09-23 · 創建時の中央大扉、ステンドグラス、1875年に移された薔薇窓と信徒発見のマリア像など、実際に公開される建築・室内の見どころを確認。
  8. 長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産長崎県 · 2026-09-23 · 教会行事等で見学制限がありうること、大浦天主堂は事前連絡不要であることを確認。
  9. 大浦天主堂境内(国指定文化財等データベース)文化庁・国指定文化財等データベース · 2026-09-23 · 境内の国史跡指定、聖堂が建設当初から同じ場所にあること、神父二人の設計と小山秀之進の施工、1864年11月完成、1879年頃の大規模増改築を確認。
  10. 大浦天主堂(構成資産)文化庁・国指定文化財等データベース · 2026-09-23 · 大浦天主堂を「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産として特定し、信徒発見が信仰の転機となった意味を確認。
  11. Hidden Christian Sites in the Nagasaki RegionUNESCO World Heritage Centre · 2026-09-23 · 世界遺産12構成資産の一つである大浦天主堂について、建築作品として材料・実体などの真正性が高いと評価する記載を確認。
  12. Nagasaki and Saga—Diversity and Ceramic Heritage日本政府観光局(JNTO) · 2026-09-23 · 長崎周遊の1日目に大浦天主堂を独立した観光立寄り先として案内し、日本最古の現存教会、欧州建築の見どころ、西洋建築として初の国宝と説明。すぐ後にグラバー園を別施設として列挙。人気度5および旧グラバー住宅との区別に使用。
  13. Hidden Christian Sites in the Nagasaki Region日本政府観光局(JNTO) · 2026-09-23 · 大浦天主堂を地域の教会の中で最も注目すべきものとし、ゴシック様式、外国人居留地のための建築、信徒発見を紹介。
  14. 長崎市公式文化財ページ掲載の大浦天主堂地図リンク長崎市文化財課/Yahoo!マップ · 2026-09-23 · 市公式ページの「地図検索」から開いた大浦天主堂の地図リンクが大浦天主堂名義の地点を示すことを確認。その解決座標(32.7341036, 129.8701889)はOSM建物外周の内側にあり、輪郭同定の交差確認に使用。
  15. OpenStreetMap way/243003159 fullOpenStreetMap contributors · 2026-09-23 · building=church、name=大浦天主堂、name:en=Oura Catholic Churchの閉鎖建物way。版13、更新日時2026-07-14T13:33:05Z、輪郭の原座標17頂点を取得。way内部の見出し可能な公式施設と名称・住所・行政地図点を照合。
  16. 大浦天主堂長崎市 · 2026-09-24 · 市文化財課の本文は現存教会堂の1864年末竣工と、1875・1879年の増改築を別記。
  17. 大浦天主堂長崎市文化財課 · 2026-09-24 · 元治元年(1864)末竣工、翌年2月祝別を明記。1875年と1879年の増改築を別に説明する。
未確認の項目
  • 公道から拝観口までの実際の来訪動線・入口座標は未確認
  • 拝観時間・料金・行事による休館の訪問直前確認
  • 堂内撮影は禁止。掲載写真の利用許諾は別途確認