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日本 / 群馬県 / 富岡市

旧富岡製糸場 繰糸所

1872年築。140mの無柱空間を持つ木骨煉瓦造の国宝繰糸工場。

竣工
1872年[12][13]
設計
バスティアン(横須賀造船所の技師。フランス人生糸検査人ブリュナの企画・指導のもと工場の図面を作成。施工は日本人官吏や大工らが担当。)[1]
用途
近代工場 / 国宝 / 世界遺産構成資産(富岡製糸場)[1][2][9]
所在地
群馬県富岡市富岡1番地[1][2][4]

完成年は棟別文化庁記録の明治5年(1872)を採用しました。文化庁の詳細解説は明治5年7月に繰糸所などの主建物が完成したとし、工場全体の操業開始を同年10月4日と区別します。施設公式も主な建造物の完成と操業開始を1872年と記録しています。[1][4]

設計者欄は文化庁が図面作成者として明記するバスティアンです。ブリュナは工場設立の企画・指導者であり、図面作成者と混同していません。施工は日本人官吏・大工らが行ったとされるため、施工者を設計者として記載していません。[1]

この候補の対象は国宝の繰糸所一棟のみです。東置繭所、西置繭所、他の国宝・重要文化財建物、史跡敷地全体は含めません。既存の三棟一括候補と対象範囲が重なるため、公開台帳での統合判断は別途必要です。[1][2][3]

文化庁の棟別所在地と富岡市の国宝指定ページは「富岡市富岡1番地」と記し、施設公式の案内末尾は施設住所を「富岡市富岡1番地1」と表記します。ここでは建造物単位の文化財所在地を採用し、施設住所の差を同一表記とみなしていません。[1][2][4]

建物ピンは敷地代表点ではありません。OSM way/427041089の4頂点平均を算出し、閉じた建物外周内であることをpoint-in-ringで確認しました。元地物名を文化庁・富岡市の個別棟記録と公式配置図に照合し、隣接する置繭所や敷地入口から分離しています。[11][3][1][2]

見どころ

旧富岡製糸場の繰糸所は、明治5年に完成した木骨煉瓦造の平屋工場です。東西に長い約140mの建物では、キングポストトラスの小屋組、高い天井、鉄製の回転ガラス窓と越屋根が、中央に柱のない明るい作業空間をつくります。創業時には300釜のフランス式繰糸器が並び、現在は建築と製糸工程、機械の変遷を伝える展示を見学できます。[1][2][3][4][5][6][7][9][10]

  • 約140mにわたる木骨煉瓦造の工場と、中央に柱のない大空間
  • キングポストトラス、高い天井、鉄製回転ガラス窓と越屋根
  • 繰糸機械の変遷を扱う場内展示と、フランス式繰糸器の復元機実演

構造・素材

軸組・外壁木材・煉瓦

木造の軸組に煉瓦壁を積む木骨煉瓦造です。文化庁の詳細解説は、外壁を煉瓦積表し、内壁を漆喰塗と記録します。[1]

小屋組・屋根木材・桟瓦

東西棟の平屋で、切妻造・桟瓦葺。キングポストトラスと桁行全長の越屋根を備えます。[1][2]

採光・換気窓鉄・ガラス

柱間には鉄製サッシュの大きなガラス窓が入り、胴差上にも二連回転ガラス窓があります。トラス、高い天井とともに製糸作業に必要な明るい大空間をつくりました。[1]

公開展示繰糸機械・映像機器

現在の繰糸所内では、製糸工程と繰糸機械の発展を説明する映像を上映しています。展示設備は創業時の建物構造や当初の機械と区別します。[6]

見学

公開施設 · 確認 2026-09-23

見学は富岡製糸場の入場券(大人1,000円、高校・大学生250円、小中学生150円)が必要です。開場9:00〜17:00、最終入場16:30。年末12月29〜31日休場、点検等で臨時休場あり。現在の見学コースは外観中心で、建物内部は混雑時に入場制限となる場合があります。繰糸所内に製糸工程・機械発展の映像展示があり、公開範囲は指定ルートに限られます。[7][8][6]

行き方公式案内地図で見る

建物位置を照合(入口未照合)。地図のピンは入口を保証するものではありません。 建物外周内の代表点です。富岡製糸場敷地の入口、見学受付、繰糸所の公開入口を示す座標ではありません。

近くの建築

出典・確認状況

基本情報と位置を別々に確認しています。全項目の検証完了を意味しません。

基本情報
一次資料と照合
位置
建物位置を照合(入口未照合)[11][3][1][2]
資料確認日
2026-09-23
  1. 旧富岡製糸場 繰糸所(国指定文化財等データベース)文化庁・国指定文化財等データベース · 2026-09-23 · 繰糸所を国宝1棟として個別同定。1872年、建築面積1,726.92㎡、木骨煉瓦造、東面玄関附属、桟瓦葺、所在地を確認。詳細解説から建物の寸法・平屋・東西棟・切妻・越屋根・キングポストトラス・窓・材料、ブリュナの企画指導、バスティアンの図面作成、日本人による施工、1872年7月完成と10月4日操業開始を確認。
  2. 富岡製糸場(3棟)国宝指定について富岡市 · 2026-09-23 · 繰糸所・東置繭所・西置繭所を別々の各1棟として列挙。繰糸所の木骨煉瓦造、東面玄関、桟瓦葺、建築面積1,726.92㎡、文化財所在地、所有者、140mの長さ、キングポストトラスと鉄製ガラス窓を確認。
  3. 史跡・重要文化財(建造物)旧富岡製糸場 整備活用計画富岡市 · 2026-09-23 · 建造物の区分図(PDF p.18、印刷頁9)に敷地内の建物ごとの平面配置を示し、繰糸所を個別建物として図示。計画本文は繰糸所を見学ゾーンの中心的施設とし、敷地中央の製糸工程を追うエリアと記録。施設図で棟の位置を照合。
  4. 富岡製糸場を知る・歴史の概要富岡市観光協会・富岡製糸場公式サイト · 2026-09-23 · 繰糸所に300釜が並んだこと、1872年に主な建造物が完成・操業開始したこと、1987年に操業停止、富岡市による現在の所有・管理を確認。
  5. 富岡製糸場のみどころ・国宝 繰糸所富岡市観光協会・富岡製糸場公式サイト · 2026-09-23 · 繰糸所を個別の国宝棟として紹介。約140mの建物、創業時の金属製繰糸器300釜、トラスによる中央無柱空間、復元フランス式繰糸器の実演案内を確認。
  6. 繰糸所 新展示コンテンツ富岡市観光協会・富岡製糸場公式サイト · 2026-09-23 · 国宝繰糸所内で、昭和後期の製糸工程と明治初期〜昭和後期の繰糸機械の発展を説明する映像展示およびタブレット展示を行うと確認。
  7. ご利用案内(ガイドツアー)富岡市観光協会・富岡製糸場公式サイト · 2026-09-23 · 現行の開場時間9:00〜17:00、最終入場16:30、年末休場と臨時休場、個人入場料、建物内の混雑時入場制限、繰糸所の見学ルールを確認。
  8. 注意事項富岡市観光協会・富岡製糸場公式サイト · 2026-09-23 · 現在の見学コースが外観中心であること、指定された見学範囲と繰糸所内の右側通行を確認。
  9. Tomioka Silk Mill & Related Sites (UNESCO)日本政府観光局(JNTO) · 2026-09-23 · 富岡製糸場を世界遺産4資産の一つとして旅行先に紹介。往時世界最大規模の繰糸工場、国内に残る大規模木骨煉瓦建築を見どころとして挙げ、繰糸工場を見学対象として案内。
  10. 富岡製糸場群馬県観光公式サイト(群馬県観光物産国際協会) · 2026-09-23 · 富岡製糸場を世界遺産の観光名所として紹介し、木骨煉瓦造の建物、ガイドによる歴史・見どころ解説を訪問理由として案内。
  11. OpenStreetMap way/427041089 fullOpenStreetMap contributors · 2026-09-23 · 繰糸所の元地物way/427041089。name=繰糸所、building=yes、GSIMaps/std由来の建物外周4頂点、version 3、timestamp 2023-06-24T08:59:23Zを確認。
  12. 富岡製糸場を知る富岡市観光公式ホームページ · 2026-09-24 · 歴史の概要は1871年着工、1872年に主な建造物が完成し操業開始と明記し、繰糸所をその主要建造物として本文で説明。
  13. 富岡製糸場を知る富岡市 · 2026-09-24 · 1871年から建設、翌1872年に主な建造物が完成し操業開始と記す。本文は繰糸所を主要建造物と明記し、国宝の繰糸所・東西置繭所を列挙する。
未確認の項目
  • 見学入口・敷地入口から建物までの来訪動線は建物ピンと別に未確認
  • 建物内部は指定範囲のみ見学可能で、混雑・保存管理により公開範囲が変わりうる
  • 訪問当日の臨時休場・開場範囲は公式案内で再確認