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日本 / 長崎県 / 長崎市

旧グラバー住宅

1863年築、半円形平面と広いベランダを持つ木造洋館。

竣工
1863年[13][14]
設計
設計者不詳[2][5]
開館
1958年[6]
用途
住宅 / 重要文化財 / 世界遺産構成資産[1][3][5]
所在地
長崎県長崎市南山手町8番1号(グラバー園内)[1][2][3][8]

竣工年は主屋の新築年1863年を採用しました。長崎市文化財課は大工の墨書で文久3年(1863)の建築と確認し、園公式年表も同年のグラバー邸建築を記録します。文化庁の主屋・附属屋データの構造化欄も1863年ですが、文化遺産オンラインの説明文には「慶応(一八七五-七)ごろ」と年次の整合しない表記があります。構造化欄と市・園の一次資料に基づいて1863年とし、説明文の不一致を隠しません。[1][2][3][4][6]

1863年は住宅の建築年であり、現存建物の全てがその年の姿のままという意味ではありません。長崎市はその後の増築・模様替えを経て明治中期ごろに概ね現在の姿になったと説明します。園内の他の六棟は市内の別地点から移築復元された建物ですが、旧グラバー住宅は旧オルト住宅・旧リンガー住宅とともに居留地時代からこの場所に建ち続けた三棟に含まれます。[2][6][9]

設計者は不詳としました。長崎市と文化庁の世界遺産解説は棟梁を天草出身の小山秀とする見方を「と思われる」と記しますが、個人設計者を確定していません。トーマス・グラバーは住宅の主人・建築主として扱い、設計者へ置き換えていません。[2][5][6]

住所の番号は一次資料間で表記が異なります。来園案内には園公式の現所在地・園住所である南山手町8番1号を採用しました。長崎市文化財課ページは南山手町8番77号、文化庁文化遺産データベースは南山手町2番地グラバー園構内と記すため、同じ番号体系とみなさず併記します。[1][2][3][4][8]

見どころ

主屋は1863年建築の木造平屋で、寄棟造・桟瓦葺・ベランダ付。長崎市文化財課は大工の墨書から文久3年(1863)の建築と確認する一方、増築や模様替えを経て明治中期ごろに概ね現在の姿になったと説明します。半円形の平面、木造菱格子天井のベランダ、独立円柱、アーチ型欄間に、木造洋館と日本の材料・職人技が交わる特徴を見られます。国指定重要文化財で、世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産です。[1][2][3][6][7]

  • 半円形平面と港を望む開放的なベランダ
  • 木造菱格子の天井、独立円柱、アーチ型欄間
  • 現存する日本最古の木造洋風建築

構造・素材

主屋・附属屋木造・桟瓦

文化庁の建造物記録は主屋を木造平屋・桟瓦葺・建築面積510.8㎡、附属屋を木造平屋・桟瓦葺・129.2㎡として別棟で記録しています。[3][4]

主屋のベランダ木材・石・漆喰

園公式は半円形の平面、菱格子の木造天井、石畳の床、木製の独立円柱、吊束を持つアーチ型欄間を記載しています。日本瓦と土壁(漆喰)も公式に記された材料です。[1]

見学

公開施設 · 確認 2026-09-23

グラバー園は通常8:00〜18:00(最終入園17:40)。公式日程では2026年9月23日は8:00〜21:30(最終入園21:10)の夜間開園です。2026年4月改定後の入園料は一般1,300円・小中高校生650円。石畳と坂が多く、車椅子での園内散策には介助が必要です。旧グラバー住宅を含む園内9棟を見学できます。催事・修理等で変わるため訪問日に公式案内を確認してください。[8][6][9]

行き方公式案内地図で見る

建物位置を照合(入口未照合)。地図のピンは入口を保証するものではありません。 ピンはOSM建物外周内の代表点で、公開入口や敷地境界の位置ではありません。現地測量精度は未確認です。

近くの建築

出典・確認状況

基本情報と位置を別々に確認しています。全項目の検証完了を意味しません。

基本情報
一次資料と照合
位置
建物位置を照合(入口未照合)[12][9][1][6]
資料確認日
2026-09-23
  1. 旧グラバー住宅グラバー園 · 2026-09-23 · 名称、文化財・世界遺産の位置づけ、現在地表記、1863年建築、主屋・附属屋の面積、構造、平面、ベランダ・壁の材料と意匠を確認。
  2. 旧グラバー住宅長崎市文化財課 · 2026-09-23 · 重要文化財の指定日、文化財所在地、墨書から確認された1863年建築、後の増築・模様替えによる現状、小山秀を棟梁とする推定を確認。
  3. 旧グラバー住宅 主屋(国指定文化財等データベース)文化庁・文化遺産オンライン · 2026-09-23 · 主屋の文化財指定、江戸末期/1863年、木造・建築面積510.8㎡・一階建・桟瓦葺、所在地を確認。説明文の年代表記は同ページの1863年と整合しないため、年次判断には採用せず差として記録。
  4. 旧グラバー住宅 附属屋(国指定文化財等データベース)文化庁・国指定文化財等データベース · 2026-09-23 · 附属屋を主屋とは別の重要文化財1棟として記録し、1863年、木造・129.2㎡・一階建・桟瓦葺、所在地を確認。
  5. 旧グラバー住宅(世界遺産構成資産)文化庁・国指定文化財等データベース · 2026-09-23 · 「明治日本の産業革命遺産」の構成資産名、世界遺産記録の所在地、グラバーの活動拠点との説明、棟梁を小山秀とする推定を確認。
  6. グラバー園について・園のあゆみと伝統的建造物グラバー園 · 2026-09-23 · 1863年の建築、1957年の市への寄贈、1958年の一般公開、1966〜68年の修理、三つの元地にある住宅と園へ移築した六棟の区別、園内9棟の公開を確認。
  7. 令和4年2月市議会 環境経済委員会資料(園内建造物の修理スケジュール)長崎市 · 2026-09-23 · 旧グラバー住宅の保存修理・耐震補強工事が平成30年度から令和3年度に行われ、令和3年度に完了したことを確認。後年に園内の別建物で行われる修理と混同しない。
  8. ご利用案内グラバー園 · 2026-09-23 · 2026年度の通常開園時間、最終入園、季節・催事による夜間開園、2026年4月1日改定後の入園料、園内マップと見学範囲変更の注意を確認。
  9. グラバー園 園内案内図(2026年版)グラバー園 · 2026-09-23 · 園内配置図に「旧グラバー住宅」を個別表示し、第1・第2ゲートや園路、他の住宅との相対位置を確認。園公式が対象名を示す地図としてOSMの対象建物と照合。
  10. Yamate日本政府観光局(JNTO) · 2026-09-23 · グラバー園内9棟のうち旧グラバー住宅を最も有名な建物として紹介し、来園者が住宅内を見学する観光案内を確認。人気度5の根拠。
  11. Sites of Japan's Meiji Industrial Revolution日本政府観光局(JNTO) · 2026-09-23 · 長崎のグラバー住宅が世界遺産の一つで、国内最古の現存洋風住宅として知られるという観光案内を確認。全国的な象徴性と訪問理由の裏付け。
  12. OpenStreetMap way/253877520 fullOpenStreetMap contributors · 2026-09-23 · 元地物way/253877520のbuilding=yes、name=旧グラバー住宅、name:en=Glover House、閉じた建物外周51頂点と座標、版3・2025-11-11T20:29:34Zを確認。
  13. 旧グラバー住宅長崎市 · 2026-09-24 · 市文化財課本文で大工の墨書から現存主屋の1863年建築を確認。後年の増築・模様替えは別記。
  14. 旧グラバー住宅グラバー園 · 2026-09-24 · 建築年1863年(文久3)を個棟欄に記し、現存する最古の木造洋風建築と説明する。
未確認の項目
  • 公開入口の座標・実際の入場動線の照合
  • 訪問前の開園時間・料金・見学範囲の再確認
  • 写真の利用許諾と掲載素材の確認