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日本 / 愛知県 / 犬山市

犬山城天守

年輪調査が天正期の創建を示す、現存最古級の国宝天守。

竣工
犬山市の2021年の年輪年代調査は当初材の伐採年を1585年・1588年と測定し、天守一階から四階は1585~1590年頃に一連で建設されたと結論。文化庁台帳の1601年は従来の年代記録であり、竣工単年と確定しない。[12][13]
設計
設計者不詳[1][2][4][6]
用途
城郭建築 / 天守 / 国宝建造物[1][5]
所在地
愛知県犬山市大字犬山字北古券65-2[8][7]

犬山城の創始伝承1537年と、現在残る犬山城天守の創建年代は別です。文化庁の国指定文化財等データベースは年代を1601年と記録しますが、2021年の年輪年代調査と犬山市の保存計画は1585〜1590年頃の一連建設を示します。年代資料が一致しないため completionYear は null とし、最新の調査期間と旧登録年代の双方を completionDateText に保持しました。[1][2][3][4]

設計者名は確認できません。織田信康・織田信雄方や小笠原吉次・成瀬正成は城の創始、城主、改修主体として現れる人物・勢力であり、設計者と同一視していません。麓和善・光谷拓実は2021年調査の執筆者です。[1][2][4][6]

現存天守として位置づけました。1891年の濃尾大地震で半壊し1895年に修復され、1961〜1965年には解体修理を受けていますが、現天守の全面的な再建年として扱う資料は確認していません。[4][5]

人気度5はアクセス数の推計ではなく編集評価です。JNTOは犬山城を現存最古級の天守を持つ全国旅行者向け観光地として紹介し、国宝指定、原形を残す天守内部、展示、眺望を訪問理由として示しています。愛知県観光協会も全国五城の国宝と眺望を明記しており、全国的な象徴性と建物自体の目的地性からTier 5と判断しました。[9][10]

OSM way/234510746の原本名は「犬山城」で、「犬山城天守」とは表記されません。building=yesの四頂点輪郭を、白帝文庫の「現在も残る古い建物は本丸の天守のみ」という説明、文化庁の天守一棟の国宝登録、犬山市の住所と照合して天守本体として採用しました。座標は重複閉合点を除く四頂点の算術平均で、輪郭内の代表点です。入口や現地測量座標ではありません。[11][5][1][8]

見どころ

犬山城天守は、木曽川を見下ろす丘上に残る望楼型の国宝建築です。現存部材を調べた犬山市の2021年報告は、一階から四階の主体が1585〜1590年頃に一連で建てられたとします。唐破風や大屋根などには後年の改造もあり、現姿のすべてをその期間の造営と扱いません。城の起源と現天守の建造・改造も分けて記録しました。[1][2][3][4][5][9][10]

  • 外観三重・内部地上四階、地下二階の望楼型天守
  • 一・二階の柱に残る大鋸や手斧による製材痕
  • 地下の穴蔵から見上げる石垣と太い梁
  • 最上階を囲む廻縁・高欄と木曽川、濃尾平野の眺望
  • 南北の唐破風、東西の入母屋破風、南面・西面の付櫓

構造・素材

天守本体木造、望楼型三重四階地下二階

一・二階の柱や四階の床梁など、現在の天守に残る当初材の年輪から1585年・1588年の伐採年が確認されました。2021年の調査報告は、現存する一〜三重が一連で建てられたと結論づけています。[2][3][5]

屋根・外壁・破風本瓦、漆喰、下見板

屋根は本瓦葺き。一・二重目の外壁は塗籠の大壁造りで、一重目の下半分は下見板張り、三重目の望楼は真壁造りです。南北の唐破風と東西の入母屋破風が外観をつくります。[1][3][6]

穴蔵・付櫓石垣、木造

正面の石垣南面が入口で、地下二階から地下階を経て一階へ上がります。南東・北西の付櫓と石落としが入口周辺を守ります。[1][5]

見学

公開条件あり · 確認 2026-09-23

天守内部はチケット制で通常公開。休城日は12月29〜31日で、混雑時には入場制限があります。内部は地下二階から地上四階まで狭く急な階段が続き、入城前に靴を脱ぎます。警報時の臨時閉城を含め、訪問前に公式案内を確認してください。[7][8]

行き方公式案内地図で見る

建物位置を照合(入口未照合)。地図のピンは入口を保証するものではありません。 OSM原本の名前は犬山城で、天守とは明記されません。公式資料で城域に現存する古い建物が本丸天守のみであることを確認して同定しました。代表点は建物輪郭内にあり、公開入口や現地測量精度を示す点ではありません。

近くの建築

出典・確認状況

基本情報と位置を別々に確認しています。全項目の検証完了を意味しません。

基本情報
一次資料と照合
位置
建物位置を照合(入口未照合)[11][5][1][8]
資料確認日
2026-09-23
  1. 国宝・重要文化財(建造物) 犬山城天守文化庁 · 2026-09-23 · 「各棟情報」で指定対象1棟、国宝指定日、従来年代の慶長6年(1601)、三重四階・地下二階・本瓦葺・付櫓を確認。「詳細解説」では1537年以前の城の始まりと1601年の城地整備、元和6年頃の望楼等の改造を確認。2021年の年輪年代調査以前の年代記録と区別。
  2. 国宝犬山城天守の創建に関する新発見(調査報告概要)犬山市(調査報告者・麓和善、光谷拓実) · 2026-09-23 · PDF p.2「犬山城天守部材の年輪年代調査」では39部材を調査し29点を測定、1階柱1585年・4階床梁1588年などを確認。p.3は一〜四階が1585〜1590年頃に一連で建設されたとの結論、p.3〜4は1620年前後の唐破風・大屋根・欄干改修と1644〜1647年頃の穴蔵修理材を説明。p.5は従来の1537/1601説を改める調査成果をまとめる。
  3. 犬山市歴史的風致維持向上計画(2025年)犬山市 · 2026-09-23 · PDF p.65「2-1 犬山城天守」で立地、望楼型、外観三重・地上四階地下二階、入母屋造・本瓦葺、壁の塗籠・下見板・真壁と破風を確認。同ページの脚注は、年輪年代法等により1585〜1590年頃に一〜三重が一連で建設された2021年の研究成果を採録し、城の創始年1537年と天守創建年代を分けている。
  4. 犬山城について国宝犬山城(犬山城管理事務所) · 2026-09-23 · 「犬山城の歴史」では1537年を木之下城からの城移転・城の創始として伝承扱いし、現天守の建設年と混同しないために確認。「明治4年」「明治24年」「昭和27年」では天守以外の取壊し、1891年地震の半壊と1895年修復、昭和40年(1965)解体修理完了を確認。
  5. 犬山城について公益財団法人 犬山城白帝文庫 · 2026-09-23 · 「天守の構造」では高さ約24m、望楼型、地上三層四階・地下二階、立面図・断面図を確認。「現在も残る古い建物は本丸の天守のみ」と明記。「柱に残る大鋸の跡」では一・二階の木柱の製材痕、地下階の石垣内部と入口、付櫓・石落としを確認し、現存対象とOSM建物輪郭の同定にも使用。
  6. 犬山城について・天守の構造と見どころ国宝犬山城(犬山城管理事務所) · 2026-09-23 · 「天守の構造」および「見どころ」で望楼型三重四階地下二階、入母屋・唐破風、石落とし・付櫓と城郭配置を確認。設計者名は示されず、歴代城主や改修主体の記録と設計者を区別した。
  7. 観覧案内国宝犬山城(犬山城管理事務所) · 2026-09-23 · 「ご利用案内」で所在地、9:00〜17:00・最終入場16:30、混雑時の入場制限、12月29〜31日の休城日、一般1,000円・小中学生200円・幼児無料を確認。「チケット購入から天守への入り方」で有料入場と入城前に靴を脱ぐ案内を確認。ページ下部にも同じ営業時間・混雑制限を掲載。
  8. 見学のご案内|犬山城犬山市 · 2026-09-23 · 2026年3月1日更新。「犬山城」で現存天守の国宝指定と最上階眺望、住所「犬山市大字犬山字北古券65-2」を確認。「開場時間」「休城日」「入場登閣料」で9:00〜17:00、最終16:30、12月29〜31日休城、警報時閉城、一般1,000円・小中学生200円を確認。
  9. Inuyama Castle日本政府観光局(JNTO) · 2026-09-23 · 「Arguably Japan's most ancient and authentic fortress」「Quick Facts」「Don't Miss」では現存最古の城郭天守の一つ・国宝・12の現存天守の一つとして全国旅行者向けに紹介。旧天守内部見学、侍具足展示、急な木階段、最上階展望を具体的な訪問理由に挙げ、住所と名古屋からのアクセスも示す。Tier 5の全国的知名度・建物自体の目的地性に使用。
  10. 国宝 犬山城|スポット検索愛知県観光協会(Aichi Now) · 2026-09-23 · 「日本最古といわれる天守をもつ国宝 犬山城」は全国の国宝五城の一つと紹介し、望楼型の天守、最上階からの木曽川・御嶽山・岐阜城・名古屋駅方面への眺望を具体的に説明。住所・料金・時間も掲載。JNTOと合わせ、全国的な名所性と訪問先価値の補助根拠とする。
  11. OpenStreetMap way/234510746 原本OpenStreetMap contributors · 2026-09-23 · API原本を直接取得。「name=犬山城」「name:en=Inuyama Castle」「building=yes」「historic=castle」「contact:website=https://inuyamajo.jp/」を持つ閉じた四頂点の建物輪郭と元ノード座標を確認。way/234510746はversion 7、2024-03-17T22:24:31Z更新。OSM形状の代表点計算に使用。データ利用はODbL 1.0に従う。
  12. 国宝犬山城天守の創建に関する新発見犬山市・調査報告者 · 2026-09-24 · PDF p.3で部材伐採年1585・1588年、p.4で天正13年から18年頃に一階から四階を一連で建設と結論。竣工単年なし。
  13. 国指定文化財等データベース 犬山城天守文化庁 · 2026-09-24 · 各棟情報20–23行は桃山・慶長6年(1601)の従来年代を記載。2021年の建築部材調査と異なる。
未確認の項目
  • 年輪年代調査後も文化庁DBは従来年代1601年を掲載。年代の編集レビューを要する
  • 設計者名は一次資料で確認できず、不詳のまま
  • 公開入口の座標と現地測量精度は未照合。現在の座標は建物輪郭内代表点
  • 混雑・警報時の臨時運用は訪問直前に公式案内で再確認